おとといの夜・・・
まめはいつものように、お父さんと一緒におばあちゃんちへ遊びに行っていました。
行ってから1時間ぐらいしてから、お父さんが帰ってきて「まめ、帰ってる?」
うちとおばあちゃんちは、ドア1枚でつながっているので、そこを開けておけば行き来を自由にできるんです。
「帰ってないよ?」
「あれ?いないんだよ」
「え?またどっかに隠れてるんじゃないの?」
さて、そこから大捜索
こういうのはけっこうあるんですが・・・
この日ばかりは、探しても探してもいない。
ドアも窓も全部締まってるから、出るはずないんだけどなあ〜
それでも、5人で2軒の家じゅう全部探してもまったくいない
これは・・・本格的にヤバイかも
捜索を外に移す。
まめ
まめ
家の周りぐるっと1周してもいない。
どこ行った
みんなで汗だくであちこち探していると・・・
なんと、お隣の家の方から道を走って来る猫。
いた
「まめ、ご飯?ご飯?」
魔法の言葉で家の中に誘い、何とか捕獲。
家に入ったはいいけど、ひどく興奮している。
抱っこして汚れを拭こうとしたら、口からよだれを垂らしてる。
おかしいね・・・
そして、「はあはあ」と口呼吸を始めた。
ダメだ熱中症だ
行こう
この時夜9時前。
もう病院は終わってるけど、緊急の番号にかける。
「あっこ先生ですか?まめなんですけど、脱走しちゃって今捕まえたんですけど、よだれ垂らして口呼吸してるんです」
「そう、今すぐ来れる?」
「はい、今行きます」
すごい早業でキャリーに押し込み、自転車に乗っけて病院へ走る。
着いてすぐに体温を計る。
お尻に体温計プスッ
「40度あるわ」
「あ〜やっぱり」
先生が一人だけだったので、押さえるのをお手伝いしながら、水分補給と抗生剤や血栓予防のお薬を注射して、熱冷ましの座薬。
まめは怒る怒る。
力も強いので、格闘しながら治療を終え、キャリーにアイスノンを入れてもらって家に帰り、1時間後に体温の報告をすることに。
「もう遅いから、お会計は明日にしましょう」とのこと。
帰ってキャリーの中で静かに冷やして、1時間後。
体温は39度5分。
ダメだ、下がってない
脇の下で計ると5分ぐらい低く出るらしいので、まだ40度ある。
まめ、まめ、がんばって
あっこ先生にお電話 ←あ、言い忘れましたが院長先生の奥さんです。
「先生、まだ9度5分です。」
「じゃあ、キャリーから出して、お部屋を涼しくして、保冷剤で脇の下と首筋を冷やして。また1時間後に電話してね」
「はい」
先生の言うとおりにして1時間後・・・
38度1分
だいぶ下がった
またまた先生に電話。
「かろうじて8度台だから、これでいいでしょう。明日の朝、もう一度計ってね」
「ありがとうございました。明日お会計に伺いますが、まめは連れて行く必要ありますか?」
「熱が下がって、食事と排泄ができたら大丈夫よ」
この時、もう深夜0時です。
時間外なのに診ていただいて電話フォローもして頂いて、ありがたかったけど大変なお仕事ですよね。
お熱が下がり、0:50
まめin Amazon箱(小)
もう〜全員寿命が3年ずつ縮まったから、まめちゃん
満足そうに入ってるけど、入れてないよ?
このあと、さすがに怖かったのかお姉ちゃんの腕枕で甘えて寝たそうです。
翌朝、まめさんは何事もなかったように元気にご飯を食べ、おしっこをし、お熱は37度4分に下がっていました。
おしっこ持参で病院へ。
はい、お会計。
むむむ・・・命には代えられぬ。
えっと・・・きらきらのベテランはこの話、聞いたことあるよね?
そう、あれは4年前。
思えば前回もオリンピックイヤー。
息子がイギリス留学中で、あと4日で帰って来るというころ。
息子の留守中に、まめが死んじゃったらどうしようと思ったものです。
もう二度と嫌です
東京オリンピックの年は、何事もなくみんな元気で過ごせますように
ちなみに、あっこ先生の見解では、暑さだけでなく出ちゃったはいいけど怖くて緊張もひどくて、心臓がバクバクしたせいじゃないかと。
あまりバクバクすると血栓ができて危ないから、怖がりの子は気を付けた方がいいそうです。
しかし、こっちも熱出そうでしたわ